⑤ パッチムを覚えよう

日本語の単語は母音で終わることがほとんどですよね?子音で終わる単語は最後に「ん」がつく物しかありません。しかしハングルには子音で終わる単語が多く存在します。ハングル文字の基本形は「子音+母音」と学びましたが、「子音+母音」+子音と、最後に子音で締めくくられるパターンが多いです。この、最後につける子音をパッチムと呼びます。パッチムは、「下から支える」という意味で、必ず一番下に位置します。ハングルは母音や子音を覚えるまでは簡単ですが、パッチムが出てきてから一気に難易度が上がります。


パッチムは全部で28個ある!


(例)

(ki)(m)(kim)

(ha)(n)(han)

(si)(k)(sik)


(kim)は、日本でも馴染のある金(キム)さんの名字ですが、正しくは日本人が呼ぶような”キム”ではありません。パッチムは、はっきり発音せずに口の形と弱い息で表現するものです。「キ+mの口で閉じる」ネイティブの方が発音すると”キム”ではなく”キン”に聞こえます。発音については音声で学べる教材でしっかり学習してください。


ここで超重要なポイント!パッチム(子音)の後ろに母音が置かれると、パッチムは後ろの母音と連結して発音される。これをリエゾン(連音化)という!

リエゾンはハングル特有の物ではなく、フランス語など他の言語にも存在する。辞書には次のように書かれている。リエゾン「通常は発音されない語尾の子音字が次に続く語の語頭母音と結合して発音される現象。連音。」


(han)の直後に、(e)が置かれました。

普通に続けて読むと読むと、ハンエですが

この場合、のパッチムが、の子音となり

하네(hane・ハネ)と同じ発音になります。

(han)(e)하네(hane)

注意:発音が連音化されて変わるだけで文字が変わるわけではありません。文字はのままで発音だけハネになります。

(sak)(e)=사게(sage)
かたパチャの濁音化も起こるので注意!


例外としてパッチムのㅇ(発音ng)だけはリエゾンしない!
(例)
종이チョンイ
상업サンオプ
※(ng)は、舌を上顎につけた状態でnの発音をする


単語の連結で発音が変化する連音化はハングル文字の中で最もややこしい部分。子音と母音の連結は基本中の基本で、子音どおしの連結もあります。初心者のうちに根を詰めて覚えようとすると挫折してしまうので、無理に覚えようとせず、徐々に慣れて行ってください。


今回の授業でハングル文字の基礎はすべて解説しました。第5回までの内容をすべて覚えれば、意味は分からなくてもハングルの本や新聞を声に出して読めるようになります。


パッチムが含まれた単語を読んでみよう!


학교
学校
ハッギョ


박사
博士
パクサ


온도
温度
オンド


갈비
カルビ
カルビ


일본
日本
イルボン


김치
キムチ
キムチ


바람

パラム


다방
喫茶店
タバン




コッ




パッ


음악
音楽
ウマク


국어
国語
クゴ


단어
単語
タノ



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